三宝柑福居袋
※写真はシーズン終わりの頃の福居袋でございます。季節によって色合いが異なります。
季節の色合いは一番下にある写真をご参考ください。
製品紹介
三宝柑は和歌山県特産の、由緒ある柑橘。そのあまりの美味しさにより、江戸時代には紀州徳川家のお殿様へと三方に乗せて献上したと伝わる、大変に縁起の良い柑橘です。
その三宝柑の皮を使い、おめでたい宴席にてなますなどの料理の器とする和歌山県の文化。
そこに、私どもが得意とする果汁ゼリー作りの情熱を注ぎ込み、生まれたのが三宝柑福居袋(さんぽうかんふくいぶくろ)です。
以来四十年、飯島商店を代表する冬の甘味としてご好評をいただいております。
旬の冬しか出会えない。
和歌山県産三宝柑の皮を容器として使い、絞りたて果汁だけで作る、とろける高級ゼリーです。
福居袋の名前は、皮の容器を「袋」に見立て、その中に閉じ込めたおめでたい三宝柑果汁のゼリーに「福が居る」ことを願っているものです。
縁起の良い商品名とともに、その美しい外観からギフト用途としても喜ばれています。
使用する三宝柑は、時期の採れたてのみ。変化する三宝柑果汁の風味(シーズン始めの頃の爽やかで瑞々しい味わい~シーズン終わりの頃のコクと旨みのある味わい)・果皮の色合い(黄緑~黄色)に、旬の季節感をお楽しみ下さい。
なお、製造数に限りがございます。ご予約・お早目のご注文をお願いいたします。
おいしい召し上がり方
写真のように、製品を包丁などで4つ切り8つ切りにしますと、柑橘のさわやかな香りをお楽しみいただくことができます。
三宝柑の皮の中に閉じ込められている新鮮な香気成分が、切り分ける時に解き放たれます。ぜひお試しくださいませ。
福居袋ができるまで
ベテラン契約農家さんの手で大切に育てられている三宝柑。熟度や大きさを厳しく管理し、傷や病気の実をはぶいて、福居袋にふさわしい品質になります。
使用する三宝柑は採れたてのみ。季節により変化する風味と色合いをお楽しみいただけます。
三宝柑の産地
三宝柑は和歌山県の山あいの農家で、大切に育てられています。福居袋にふさわしい高品質な三宝柑を作るのは難しく、ノウハウを持ったベテラン農家さんにお願いしています。
三宝柑の花
三宝柑の木は4月中下旬に、大変に良い香りのする花を咲かせます。開花時期には畑だけではなく、山全体が強い香りに包まれます。
初夏の三宝柑
ゴールデンウィーク明けごろに花が散り、小さな実をつけます。
夏から秋の三宝柑
温暖な気候のこの土地で、太陽の光をいっぱいに浴びて緑色の小さな実が少しずつ大きく育っていきます。
そして冬の収穫
お正月を過ぎるころから三宝柑は緑色から明るい黄色に変化します。この黄色はだんだんと濃くなり、春になるとだいだい色に近い黄色になります。
農家では、いくつもの畑に木があり、同じ畑の木になる実でも、小さめ・大きめ様々な大きさの実がなります。
その中から一定の大きさのものを選定して当社へ直送してもらいます。
当社工場にてさらに大きさを厳選し、製品に仕上げてまいります。
三宝柑の紹介はこちらのページもご覧下さい。
徹底した鮮度管理と品質管理
朝一番の果汁絞り
まず朝一番で三宝柑の実を潰して、生果汁を絞ります。ここから最後までスピード重視、時間との勝負です。
果汁の鮮度が、三宝柑福居袋の美味しさなのです。
厳しい品質基準による選別
三宝柑福居袋にふさわしい品質の三宝柑を、熟練した職人の目で一個ずつ厳しく選別します。
時には仕入れた三宝柑の1割しか合格しないこともある、きわめて狭き門です。
朝絞りの果汁を、果皮へと充填
そうして選んだ三宝柑を一個ずつ手作業で実をくり抜き、果皮の容器を準備していきます。果皮は生き物、少しでも傷つけたらそこから腐って売り物になりません。
熟練した感覚だけが頼りの、職人作業です。
朝絞りの果汁を、果皮へと充填
生果汁に寒天・ゼラチンと砂糖(白ざら糖)を加えて、その日のうちに果皮の器に流し込みます。
鮮度管理を徹底することにより、生果汁さながらの瑞々しい風味と、生果実さながらの美しい器の、三宝柑福居袋が出来上がります。
三宝柑を次世代につなぐ取り組みをしています。
日本が世界に誇る三宝柑を次世代へと引き継いでいくために、飯島商店では三宝柑の苗木の全額補助を行い、地域ぐるみで保存活動しています。
その他
販売時期: 11月中旬頃~3月下旬頃
消費期限: 出荷日ふくめて4日間
保存方法: 5℃以下にて保管
ラッピングについて
瑞々しい葉を一枚つけ、金のアルタイリボンをあしらったラッピングとなっています。
三宝柑福居袋はラッピングも妥協無い手作業にて、一つ一つ美しい外観に仕上げています。
お願い
自然の生り物でございますので、天候や日照時間などの関係で、日によりいつも同じ大きさ・状態のものができないことがあります。
いつもより少し小さめの三宝柑が多く収穫されてくる時は、基準より少し小さめのものでも製品となります。
弊社では、農家で大切に育てられた三宝柑を、入荷してすぐ新鮮なうちに加工し、お客さまに喜んでいただける”三宝柑福居袋”をご提供できますよう日々努力しております。
三宝柑の様子や現状をご理解いただきながら、召し上がっていただけましたら、三宝柑も私どももありがたく嬉しく存じます。
生ものですので賞味期限は出荷から一両日中となります。お早めにお召し上がり下さいませ。
また、その年の気候によって販売時期が変わります。あらかじめご了承下さい。
人気商品につき一時的に品切れになる場合がございます。
なお下の写真のように、製品を包丁などで4つ切り8つ切りにしますと、柑橘のさわやかな香りをお楽しみいただくことができます。三宝柑の皮の中に閉じ込められている新鮮な香気成分が、切り分ける時に解き放たれるからなのです。
ぜひお試しくださいませ。
季節の色合い
11月の福居袋
12月の福居袋
1月の福居袋
2月の福居袋
3月の福居袋
上の写真は時期の平均的な色合いの福居袋です。
生の三宝柑を使用しておりますので、福居袋は一つ一つ色合いが異なります。
写真と実際の商品とで色合いが異なる場合がありますのでご了承下さい。
アレルギー特定原材料に関する表示
特定原材料7品目
卵・乳・小麦・えび・かに・そば・ピーナッツ
使用していません。
特定原材料に準ずるもの20品目
あわび・いか・いくら・オレンジ・キウイフルーツ・牛肉・くるみ・さけ・さば・大豆・鶏肉・バナナ・豚肉・まつたけ・もも・やまいも・りんご・ゼラチン・ごま・カシューナッツ
ゼラチン、を使用しています。