高原の赤すももWild plum

高原の赤すもも

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産地

長野県上田市、小県郡長和町

収穫時期

8月初旬~下旬

特性

すももの歴史は古く、平安時代以前からその記録が残っています。日本へといつ伝来したのかは全く不明ですが、日本の果物の中では相当に歴史が古く、山野に自生しているものもあります。 しかし現在では、八百屋やスーパー等の市場に流通しているほとんどのすもも(プラム)は、新品種へと移り変わりました。 これらの新品種の多くは、日本の在来すももが明治・大正期にアメリカに渡り、アメリカ・中国のすももとの交配による品種改良を経て日本へと逆輸入されたものです。

飯島商店では、現在では非常に数少なくなってしまった原種すもも(赤すもも)にこだわっています。 果実の大きさは小さく加工に手間がかかるものの、市場流通している新品種では到底及ばない特質があるからです。 食品の色付けに利用されたこともあるほどに鮮やかな果皮・果肉の赤紫色、酸味が強く深みのある旨みを持った味わい、これがすももなのかと驚くほど鮮烈な完熟した果実の芳香、全ての特質がジャムにした時に発揮します。
但し栽培の条件は気難しく、海抜の低い暖地では全く良い果実ができません。弊社の契約農場は冷涼な風土の高地を選び、最高の品質の赤すももになるよう細心の注意をしています。

飯島商店は赤すももの在来種としての歴史的価値とともに、唯一無二のジャム向きの特性に惚れ込み、保存活動を35年続けています。
山野に自生しているものを除いて、赤すももの栽培は飯島商店の契約農家限定。ジャムも、飯島商店限定となる貴重な逸品です。

弊社では果実ひとつひとつを手作業で種とりをして、濃厚な色合いと芳香を生かしたジャムに仕上げております。他では絶対に味わえない、高原の原種すももの風味をお楽しみください。

果肉を残したタイプのジャムになります。深いワインレッド色をしたジャムで、パンに塗って食べるのに向いています。

原料になるフルーツの写真

赤すももの木

赤すももの木

赤すももの木は原種らしく、非常に野性的です。放っておくと10mを超える大木になりますので、剪定などに気を使って低木に仕立てています。

赤すももの花

赤すももの花

4月下旬から5月上旬にかけて、ブラシのようにびっしりと白い花をつけます。
すももの花は香りが強く、畑はその匂いでいっぱいになります。

赤すももの実

赤すももの実

8月にピンポン玉大の実をつけます。
赤すももの甘く強い香りは昆虫や鳥も大好きで、すぐに集まってきてしまいますので、食害を受ける前に収穫をしないといけません。

赤すももの断面

赤すももの断面

果肉は中まで赤黒く色づきます。完熟するとさらに色と香りが濃厚になり、口の中でとろけるような果肉になります。

アレルギー特定原材料に関する表示

特定原材料7品目

卵・乳・小麦・えび・かに・そば・ピーナッツ

使用していません。

特定原材料に準ずるもの20品目

あわび・いか・いくら・オレンジ・キウイフルーツ・牛肉・くるみ・さけ・さば・大豆・鶏肉・バナナ・豚肉・まつたけ・もも・やまいも・りんご・ゼラチン・ごま・カシューナッツ

使用していません。

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