四季のジャム

四季のジャム

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移りゆく季節に薫らせて、一瓶のジャムにしたてます。

四季のジャムは、四季折々の国産果実を完熟で収穫し、鮮度を大切に瓶詰しています。
完熟した果実だけが持つ、ふくよかな香りと確かな味わい。自然が生み出す風味を一瓶一瓶に込めてお届けするために。使用する品種や産地、栽培方法にまでこだわりました。
厳選された国産完熟果実だけを素材に、手作りにて、仕立てあげています。

今も昔も変わらない、高品位ジャムへの情熱

飯島商店でジャムが製造され始めたのは80年以上前、戦前の昭和初期のこと。長野県下に現存するジャム製造メーカーとして、屈指の歴史を持ちます。

昭和5年に使用していたジャムラベル

第二次大戦末期の昭和19年から製造を中断したものの、6年後の昭和25年にみすゞ飴の製造とジャムの製造を同時に再開。これを機にジャムブランド名を「フレッシュジャム」としてイメージを一新し、文字通り原料の鮮度にこだわった高品質なジャムを目指しました。

昭和中期にあったジャムブランド「フレッシュジャム」

さらに、フレッシュジャムを超えるハイクオリティを実現するブランドとして、「四季のジャム」は昭和49年に誕生。果実原料の品質に徹底的にこだわるという開発コンセプトは画期的なもので、大きな評判となりました。
そして今も、種類を増やしながら、より美味しくしようと試行錯誤を繰り返し、四季のジャムは進化をし続けています。

「ジャム作りは、果実の廃物利用であってはならない。」その信念のもと、本物の果実原料にこだわっています。国産は当たり前。品種、完熟、鮮度に徹底的にこだわっています。

ジャムは生食用果実の余り物で作るもの。言ってしまえば廃物利用だ。 ………日本のジャム業界において、そんな原料果実への考え方がはびこっています。
四季のジャムはその業界常識に真っ向から異を唱えます。
「ジャムにはジャムに合った(生食用とは全く異なる)品種がある。それを一番美味しい状態で収穫し、一貫した思想の元で鮮度を損なうことなく加工しなければならない。 そのこだわりをもって初めて、本物のジャムを作ることができる。」
私たちは果実こそジャムの品質で一番大切と考え、極めて個性的なジャムを作り続けています。

力強い味を求め、品種にこだわる。

膨大な国産果実品種の中から試作を繰り返し、最高品質のジャムとなる品種を選抜。
りんごでしたら紅玉、柑橘でしたら三宝柑など、力強い風味の昔ながらの品種を採用しています。

香りが命。木成り完熟にこだわる。

いくら良い品種でも未熟の果実を収穫したのでは台無し。風味の全くない代物になってしまいます。
四季のジャムでは樹上で太陽をいっぱいに浴び、養分をたっぷり吸って完熟した果実のみを使用しています。

一次加工を自社で。安価と高品質の両立。

『果実加工(一次加工)は他社に外注し、自社でやるのは煮詰め(二次加工)だけ』、それで妥協をせざるを得ないのが、多くのジャム製造会社の本音です。
四季のジャムは一次加工から最後まで全て、一切の妥協無しに自社でやっています。タイムロスと無駄を極力排し、高品質とリーズナブルを両立させています。

手作りへのこだわり四季のジャムは一瓶一瓶、職人の手作りによりていねいに仕上げられています。

味はもちろんのこと、香り、色つや、沸騰する泡のはぜる音、パドルで撹拌している時の手ごたえ、パドルを持ち上げた時に垂れるジャムの滴り具合、などなど。 職人の五感全てを使い、四季のジャムは作られます。
計器類に頼らず、昔ながらのジャム作りにこだわる理由。それは、本当に美味しいものは手作りでしか作れないという、私たちの信念があるからです。 生き物である果物、そして人間の味覚とは、決してデジタルで数値化できるような単純なものではありません。
飯島商店は、工場ではなく、「厨房」であろう。私どもはそう考えています。

砂糖へのこだわり甘さは、ジャムの美味しさに不可欠な要素。
四季のジャムは砂糖にこだわっています。

ジャムには欠かせない砂糖は白双糖(しろざらとう)を使用しています。
ご家庭や業務用に広く使用されている上白糖やグラニュー糖よりも高純度で、透明感がある味です。
白双糖は高級菓子にしか用いられることが無い、高純度の高価な砂糖です。雑味の無いクリアな甘みで、果実の味を邪魔することなくそのまま引き出しています。

ジャムの王道へのこだわりジャム本来のおいしさを追求し、甘味を大切にしています。

四季のジャムは昔ながらの製法を守り、高糖度(糖度60%以上)にこだわっています。 一方で統計によると、今や市販ジャムの9割程度が低糖度ジャムなのだそうです。

では、四季のジャムはなぜ、いま流行の低糖度ジャムに走らないのでしょうか?

美味しい香りとコクを引き出す砂糖の力

低糖度ジャムと高糖度ジャムの違いは「甘さ」だけなのでしょうか?
その答えは、同じ条件(同じ果実原料や、同じ仕込みの仕方)で砂糖の量だけを変えてジャムを作ってみれば、一目瞭然。 低糖度ジャムはより生果実に近い仕上がりとなりますし、高糖度ジャムの方は深みのある香りとコクのある仕上がりとなります。
その違いは例えば同じ魚を使って、刺身と焼き魚にするのと同じような違いだと言えます。高糖度ジャムと低糖度ジャムは、全く別の料理で、全く別の味わいがあるものなのです。

でも、なぜ高糖度ジャムだと深みのある味わいになるのでしょうか?

それが、有史以前に遡るジャムの歴史の中で培った技術なのです。
砂糖は、果物に含まれるタンパク質などの物質と複雑な化学反応(メイラード反応)を起こし、多くの香気成分を生み出します。 先人たちはこの香気成分によって、ジャム特有のコクのある味わいが発生することを知っていました。そしてその化学変化には、高糖度が必要なのです。

ジャムを固めるのに必要不可欠な砂糖

新鮮な果物の中には、ペクチンという物質が含まれています。このペクチンと高濃度の砂糖が作用することによって、ジャムがゼリー状に固まります。
低糖度ではジャムが固まりませんので、そのままソース状にするか、ゲル化剤(添加ペクチン等)を加えて人工的に固めています。

砂糖がジャムと香気成分をがっちりガード

生果実にいる酵母などの雑菌を殺菌するために、ジャムは必ず加熱します。でも、香気成分は加熱時間や温度が高くなるほど、壊れやすくなります。
そこで効くのが砂糖です。砂糖には水分活性を下げることによる制菌効果がありますので、加熱時間や加熱温度を下げることができます。
ですので、高糖度では保存がきき、香気成分が多いジャムになるのです。

そもそも低糖度ジャムってヘルシーなの?

高糖度ジャムはカロリー摂取量が気になる、という方も多いかもしれません。ですが実際のところ、低糖度ジャム(糖度50%)は197kcal/100g、高糖度ジャム(糖度65%)は256kcal/100g。たった20%程度のカロリーオフで大差はありません。
逆に、低糖度ジャムをちょっと大目にパンにつければ、むしろ高糖度ジャムよりもカロリー摂取量は多くなりかねません。

高糖度ジャムと低糖度ジャムの大きな違いは、その風味の方向性なのです。
コクのある芳醇な香りのジャムをお好みでしたら、伝統製法をかたくなに守り続ける四季のジャムを、ぜひお試しくださいませ。

シナモン(肉桂)はこだわりの自家製粉

四季のジャム 商品一覧

三宝柑 (新春)

四季のジャム

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きんかん (新春)

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弓削瓢柑 (春)

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完熟いちご(初夏)

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桑の実 (初夏)

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ルバーブ (初夏・秋)

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なんこう梅 (盛夏)580g/

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あんず (盛夏)

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サワーチェリー (盛夏)

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高原の赤すもも (晩夏)

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山根白桃 (晩夏)

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りんご紅玉 (晩秋)

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かりん (晩秋)

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