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紀州バレンシアオレンジ
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紀州
バレンシアオレンジ
産地
和歌山県田辺市
収穫時期
4月
特性
バレンシアオレンジは、1865年にポルトガルからイギリスに輸入されて品種登録されました。 1870年代にはアメリカに渡り、カリフォルニアやフロリダにて瞬く間に生産量を伸ばして、世界的な知名度を獲得しました。 現在でもバレンシアオレンジはオレンジの主力品種であり、その最大の生産国はアメリカとなっています。

日本には1903年(明治36年)にアメリカ経由で導入され、和歌山県田辺市の上秋津地域においても100年の栽培の歴史があります。
日本の気候では実に遮光袋をかけて栽培するのが普通ですが、四季のジャムのバレンシアオレンジは袋がけしないで太陽の光をたっぷり浴びせて育てています。

世界的な品種のバレンシアオレンジですので、スーパーなどの量販店でアメリカ産などの輸入物を見かける機会は多いです。しかし国産はもともと生産地が限定的だった上に、近年では生産量が減少の一途を辿っており幻の柑橘になりつつあります。田辺市上秋津地域は、わずかに残った国産バレンシアオレンジの主要生産地となっています。

ポストハーベストの心配の無い貴重な国産バレンシアオレンジ、その安心安全な美味しさをぜひお楽しみください。
世界的に見ても、バレンシアオレンジはジャムの王道との評価を得ています。紀州バレンシアオレンジジャムは、細かく潰した皮を入れたタイプのジャムとなります。
コクのある旨みと、国産だから実現できるフレッシュな風味をお楽しみください。
原料になるフルーツの写真
バレンシアオレンジの実バレンシアオレンジの木
バレンシアオレンジの花遮光袋をかけた状態
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